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2013年2月19日火曜日

妄想代理人OPに対する海外の反応

OP「夢の島思念公園」
(Dream Island Obsessional Park)
妄想代理人は2004年2月~5月にかけてWOWOWで放送されたアニメ作品(全13話)。マッドハウス制作、監督は今は亡き名アニメーター今敏(こんさとし)氏。以前、今敏監督の映画「パプリカ」をご紹介いたしましたが、今回は今監督初のTVアニメです。海外では「Paranoia Agent」の名で2004年10月から吹き替えや字幕のDVDが発売され、翌年以降、何度か北米で放送もされました。

OP「夢の島思念公園」はパプリカ同様、音楽を担当された鬼才平沢進さん。映像も音楽も一般的なTVアニメとは一線を画しています。ちなみに、英語タイトル「Dream Island Obsessional Park」のObsessionalは思念(thought)というよりは妄執や強迫観念といった概念の言葉です。

コメントが4000を超えていたのでかいつまんでご紹介いたします。
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・私が見たアニメの中で最も偉大な作品の一つだ XD

・不気味で、でもかっこいい

・超かっこいいいいい! このアニメ大好き

・妄想代理人! イエエイ! このOP大好きだよ。歌は超かっこいいし(そして異様な感じ!) 妄想代理人はクレイジーだ・・・大好きだよ!

・興味深い・・・

・なんか怖いよ

・彼らと一緒に笑いたいな

・この歌は私を幸せにする :]

・なんてこった。このアニメのOPが全く理解できない!

・RA-EE-YA-EE-AH のとこが好き

・妄想代理人大好き! 深いストーリーラインがさらに奈落の深みへ導く。純粋に素晴らしい作品だ

・とおおおおおおおおおっても、良い!

・歌は素晴らしい。アニメーションは明らかに不気味。

・素晴らしいアニメだ。最終話が終わるまで見るのを止められなかった。歌も素晴らしい

・初めてOPを見たとき引いたけど、間違いなく本編のシリーズに合っていることが分かった。

・いつも大好きなアニメだ。

・ファンタスティックなOPだ。今敏の傑出した仕事で、人々を素敵に不気味な感じで描いている。

・史上最高に偉大なるアニメ

・最初、このアニメについて悩んだ。ユニークなミステリー・サスペンス・不気味なアニメ。ほかのどのアニメとも違うんだから

・このOPが怖い理由はみんなが笑っていることだ。歌がキャッチーであっても、笑っている人が怖がらせるんだ。アニメは一通り見たよ。それから見てないんだ

・テーマソングは日本で起きたさまざまな悲劇に言及しているんだ。
このシリーズは、人生の悲劇に対し、向き合わずファンタジーの世界で暮らそうとするのではなく、強くあることで打ち勝とうとしている。

・このアニメ大好き。歌もとてもいい気分がする。

・アップビートでハッピーな歌だけど、アニメは・・・そんなにハッピーじゃないってのが不思議だ。アニメは暗い。歌詞が理解できれば、もうちょっと意味がわかるかもしれないけど、いずれにせよ、みんなが笑ってるのは気味が悪い。身震い

・笑っているのは、妄想症のわかりやすいシンボルだよ

・笑っていることが妄想症の良いシンボルだっていう意見に賛成だ
 
  ・ある意味、エンディングを予見しているんだと思うよ

・このアニメ大好き!変だけどちゃんと理解できる。歌はアニメにぴったり合ってる。

・このアニメを見終わっててから悪夢を見るようになったよ。いい意味でとても複雑で怖いアニメ。

・アニメにおけるシュルレアリスムは、ヤン・シュヴァンクマイエルや今敏のようなマスターによる、より洗練された方法でなければ決してうまく扱うことはできない。
(※ヤン・シュヴァンクマイエル:チェコスロバキアの芸術家・アニメーション作家・映画監督。幻想的で不気味でアナログの作風。自称「戦闘的シュルレアリスト」。深夜放送で彼の「アリス」(1988年)を普通の不思議の国のアリスだと期待して観て、軽いトラウマになりました)

・私が思うに、OPにはもっと象徴的なメッセージがある。笑っている人はそれぞれの精神的障害やさまざまな水準の「狂気」を表している。ゆえに、エンディングテーマは彼らを休ませ、即ち、少年バットに遭遇した後で「治癒」されているところを示している
OPの最後で笑って現れる少年バットを、私は・・・いや、ネタバレになるからはっきり言わないほうがいいね、ただ、彼をその見た目通りの人物ではないんじゃないかと疑っている。少年バットより、もっと具体的な人物 ; アニメを見た人なら私が言おうとしている人物がわかるはずだ。
(※エンディングテーマ:「白ヶ丘-マロミのテーマ」平沢進。EDでは登場人物たちが草の上に寝転んでただただ深く眠っています)
(※少年バット(cv坂口大助): 翻訳ではLil' Slugger(Lil'はLittleの短縮。小さい強打者の意味)。金色のローラーブレードに乗り、曲がった金属バットを持って襲いかかる少年の姿をした謎の通り魔)

・OPは音楽との奇妙な対比、崩壊、みんなが笑っていることによって、とても不思議な感覚を与えている。今まで見た中で、お気に入りのOPだよ。

・不適切に笑う人が大好き!

・笑うことがメンツを保つことのように言われる理由がこれだ。それは東洋の哲学で、西洋の思考では理解できないんだ。たとえ何か悪いところがあってもそれを見せてはいけないという思想だ。私の先生が日本で子供時代に経験したこんな話を聞いたことがある。ある男が車に轢かれて、野次馬は死者を取り囲んで眺めていた。そして、集団はみんな笑い始めたらしい。先生は理解できず、泣き始めたんだって。このアニメはその話を思い出させるよ

 ・たしかに、西洋の思考では理解できないね
(※この文章の情報だけだと、日本人でも理解しがたいような)

・女性キャラがみんな裸足だ。なんでだろう
・老婆は裸足じゃないよ
(老婆(cv京田尚子):一時的にホームレスになっている謎の女性)
・長歩きしてから靴を脱いだら、開放感と自由な感じがするよ。彼らがどう感じているかのメタファーなんだよ
・このアニメで人生観が変わった

・連続犯の少年バットを探す話だよ。OPやEDのアニメーションには理由がある。みんな笑っているけど、洪水や溺れていることなどから目をそらしている。つまり、否定と現実逃避を意味しているんだ。

・幼いころ、このアニメが怖かった

・今まで見た中で最高のアニメだ。もしファンなら、パプリカも見てね。こっちもいけてるんだ。

・オールタイムフェイバリット

・オンラインで会った3人の見知らぬ人たちがオフ会をする話が好き。その一人が女の子で、とっても活動的、面白半分に首つり縄を引っ張り回すんだ
(※第9話「明るい家族計画」。サイドストーリーですが、私もお気に入りの話です。もちろんブラックですが・・・)

・不気味だ!・・・だからかっこいいのか

・みんな楽しそうでいいね

・いずれかの時点で、アニメの中の皆は狂っている。視聴者さえも。

・彼らが人生のプレッシャーと惨めさで崩壊してしまったのを反映しているんだ。背景は彼らのめちゃくちゃになった人生の状況を意味していて、どうしようもなくなって彼らは笑っているのさ。

・戦場の前に立って笑うためにアフガニスタンに行くよ

・この歌は伝説中の伝説だ。でも、OPはめちゃくちゃ怖いけど

・理解できなかったけど、Adult Swimでこれを見て、とっても面白かった。
(※AdultSwim:アメリカのカートゥーンネットワークの深夜アニメ放送枠)

・このアニメは最高だ。さすが今敏だ。

・偉大なアニメ

・今敏の触れるものは何でも金に変わる

・今敏フォーエヴァー

・このOPで最も当惑させることは、広大無辺な不条理としての近代生活を描いているところだ。ただ笑うことのみが頼りなんだ。かつて偉大な作家が、「にやっと笑って乗り越えられないほど破滅的な不幸はない」、と言った。心からの腹からの笑いならたぶんもっといい良いだろう。このOPみたいに、もしも世界がバラバラになっても、私はニヤっと笑うことができるだろう。少なくとも、嘲って鼻で笑い飛ばして見せるさ。瓦礫に瓦礫が積み上がり、くすんだ空の下で。

・死の淵でも幸せは見つかるんだ。:)

・日本のアニメと、リアルな日本人が好きだよ

・どうやってこの変な場所で笑っている人々を忘れられるというの?

・死ぬ前に、顔に微笑みを浮かべ、胸いっぱい笑ってて死のうと決めた。死に落ちていく途中でも、溺れていても、核爆弾に身を裂かれようとしていても、どんな状況であってもね。

・0:58 もし東京タワーのてっぺんにたって爆弾が爆発する間笑っていられたら、私は快く「人生を完遂した」と言えるだろう

・RIP Mr. KON

・RIP 

・アニメ界のモーツァルトが逝ってしまった。世界の大きな損失だ。

・Kon-sama、あなたのすべての夢をありがとう。寂しくなります。;(

・私も人々に影響を与える芸術を作りたい。r.i.p KON

・今敏はインタビューで、アニメが深夜に放送されるから視聴者に本編前に目を覚ましてほしいと思ってこのOPを作ったって言っていた。そのとおりに働いているね。
・彼は極端な影響を出してしまったと思うよ。目覚めるどころが、一週間眠れなくなってしまうからね。ようやくいつも通りに眠れる用なったころ、、また新しい話が放送されるんだ。
・深夜にびくびくしながら見ていたのを思い出すよ

・私が今まで費やした中で最高の1分37秒だった。

・人生とはなんと栄光ある混沌か


・我慢できない。
RAAAAAAAIIIIYAAAAAAAA !!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上です。


不気味さに言及しつつも、そのことを称賛する意見が多数でした。
長い考察コメントも多数ありました。メインストーリーもサイドストーリーもメッセージ性の強いアニメです。

※今敏さんのオフィシャルページ「KON'S TONE」(http://konstone.s-kon.net/)の「妄想の産物」というところから妄想代理人の制作の裏側、監督の意図などが伺えます(ネタバレもありますのでご注意)。

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