2020年3月26日木曜日

魔女の宅急便 OP 荒井由実「ルージュの伝言」に対する海外の反応

魔女の宅急便オープニング

ルージュの伝言

 魔女の宅急便はスタジオジブリ制作のアニメ映画(1989年。宮崎駿監督)。原作は角野栄子さんの同名小説。
 ナウシカ(1989)→ラピュタ(1986)→トトロ・火垂の墓(1988)→魔女の宅急便(1989)→おもひでぽろぽろ(1991)・・・という流れの中にあります。
 
 OPは荒井由実(現・松任谷由実)さんの「ルージュの伝言」。荒井由実さん5枚目のシングル(1975年)で、映画とともにリバイバルヒットしました。歌詞の「あの人」は矢沢永吉さんのことだとかなんとか(wiki)。

 海外でもかなり多くの国で吹き替え版が作られています。英語版のタイトルはKiki's Delivery Serviceストリームライン版とディズニー版があり、それぞれ声が違うだけでなく音楽が付け加えられていたり歌が変わっていたり違いがあるようです。
 ディズニー版は当初、「ルージュの伝言」がSydney Forestさんが歌う「Soaring
という曲(舞い上がるという意味)に置き換えられていたようです(2010年に再リリースした時にルージュの伝言に変わったそうです)。
 では、参考にディズニーの最初の英語吹き替え版OP「Soaring」をどうぞ。
 ……All along and on my own  Soaring all alone and on my own
( これからずっと自分の力でやっていくの。一人で空に舞い上がって自分でやっていくの)
というような自立しようという気持ちを明るく歌っています。ルージュの伝言と雰囲気は違いますが、爽やかでなかなか良いですね。
 英語圏ではSoaringになじみのある方も多く、そちらの方が良いという意見も多いです。
 上記のルージュの伝言の動画より翻訳抜粋
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・占いの力がないんじゃ、もはや魔女じゃないよね

   ・そうだな。この小うるさいやつを呪ってやる 笑

なんでかわからないけど、ジブリの映画は最初は落ち込んだり怒ったり悲しんだりするけど、温かくて幸せな気持ちになる。だから大好き


   ・火垂の墓を観てよ

   ・わかるよ。私も同じように感じた。
    でもジブリの雰囲気、青空、温かさ、風景、友情、仲間づきあいとかっていうのは、映画の外にもあるものなんだ。
    温かさや幸せを映画の外に探すのをやめてはいけないよ
    宮崎もそう願っているはず……

   ・すごくわかる。
    また見直したらこどもの頃みたいに幸せでのんびりとした気持ちになったよ

英語版より良いね
  
   ・そうだね

   ・絶対にこっちの方が良い! ディズニー版はいまいち

   ・私は同意しないな
    私は英語吹き替え版のファンじゃないけど、英語版の歌のほうが合ってる

   ・公平に言えば、Soaringは良い歌だった

   ・私はSoaringで育った
    しかし、これのほうが断然良いね
    映画に良く合ってる

   ・Sydney Forestの歌は美しかったし、成人していくことを素敵に歌っていてよく合ってると思う

   ・英語版は何か歌があるの? 
    ドイツ語版は歌すら入ってないんだ。全くね!
    この歌大好きだよ

   ・Soaringで育った私にとっては奇妙な感じがする

・ディズニーがどうして歌を置き換えたのか理解できないな
 私は日本語版のほうが好きだしね
 ディズニー版の声は良くない

・これは1950年代の歌の感じがするし、大好きだ!  

   ・魔女の宅急便は世界大戦がなかった50年代のヨーロッパが舞台なんだ!

   ・1980年代っぽいでしょ……

この歌は久石譲じゃないんだ
 映画より前の1975年に発売されて映画に採用されたんだ
 歌っているのは松任谷由実だよ

   ・助かる!

   ・ありがとう!
 
   ・ありがとう!

   ・どこで買える?
 
・ジジがバランスを取りながら箒の上を歩いて、服の上に座ろうとするのがかわいい

   ・私の友達はジジのタトゥーを入れたよ

※ジジ(cv.佐久間レイ)
※英語版では男性俳優がジジの声を担当していたので文化の違いとはいえ海外ファンの間ではそこも議論があるようです。また、最初のディズニー版ではオリジナルにないアドリブがたくさんあったり、最後にまたジジの声が聞こえるようになる示唆があるらしく賛否両論。2010年のディズニー版からはオリジナルの日本版と同じように修正されました。

・私の人生にこういう歌がもっと欲しい

・なんてかわいい歌! もっと長かったら良いのに・・・

   ・フルバージョンはもっと長いよ

1分35秒のバックコーラスは山下達郎だ

   ・彼が大好きだよ

・この映画のサントラは素晴らしいね

・踊りたくなる歌だね 踊れないけど

・2017年だけどまだこの歌を聴いてる

   ・本当に良い音楽ってのは不滅なのさ

   ・2018年だけど来たよ
    ハッピーニューイヤー キキ :D

   ・2018年もキキは最高の魔法使いさ♥

あの猫かわいい


・キキがダンスパーティでこれを歌ってるみたい

・この歌はとってもかわいい♥

映画でイントロが流れ始めるまでの流れがとても美しくできてるよね!
 キキがジジにラジオを付けるように頼んで、この歌が流れてタイトルが現れる
 ほんと完璧!!

・この歌大好き
 懐かしい

・素敵な歌♥♥♥

・Netflixよ、ありがとう

・素晴らしい歌 エネルギー満タン

・この歌ほんと大好き

・こういうタイプの歌大好き

落ち込んでるとき幸せな気持ちにしてくれる
 懐かしい

・スタジオジブリ大好き♥

・落ち着くし元気が出るね

私はフランス人で、一言も理解できないけど、
 この歌が大好き

・ジジって名前の子猫と一緒に聞いてる
 彼もこの歌が好きみたい

・私の完璧なモーニングソング

・日本大好き♥

・懐かしすぎて鳥肌が立つ

・この歌大好き。イラクより

でもSoaringの方が好き

・英語版で育ったからそっちのほうが好き

・日本語版のほうが英語版より良い

・旅行に最適な歌

お気に入りのジブリ映画

この歌、大好き
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ルージュの伝言も高評価で、作品自体はよく親しまれていて人気があるようですね。
 今後エンディングテーマの「やさしさに包まれたなら」も取り上げていきたいと思います。そちらもディズニーの最初の英語吹き替え版には差し替えの歌があるようです。
 
 さて、ユーミンといえばへそ(下の)毛をギャランドゥと呼ぶことを広めたことでも有名ですね。ということで関連記事には西城秀樹さんのアニソンを貼っておきます。


関連記事
∀ガンダムOP1「ターンエーターン」西城秀樹

8 件のコメント:

  1. ヨーロッパの街並みに米80年代ポップスというごちゃまぜ感
    日本は60年代ポップスのごちゃまぜ
    ディズニー的ではあるなw

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  2. 効果音や楽曲、それらすべてで一つの作品だというのに。
    改変は冒涜。

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  3. ギャランドゥ・・・いらん知識が・・・

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  4. 可愛い曲だよなぁ日本人の大半は歌えるんじゃないか

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  5. 英語版もわるくないね
    むしろいいくらいなのだけど、ユーミン楽曲がよすぎる、つよすぎる
    魔女宅=ユーミン楽曲ってくらい

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  6. ジブリなら
    加藤登紀子の「時には昔の話を」
    が好き

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  7. 私見だが、この歌は、まず「流行歌」であることに意味がある。キキに「ラジオつけて」と言われてジジがつけたラジオから流れ出すんだから、現実よりもまず作中でこそ、まさに「流行歌」という位置づけになっているわけだ。
    これだけでも、「ほうきで空を飛んでいる最中でもラジオを聴きたがる魔女」というかたちで、主人公の性格と作品の世界観とが見事に示される。そこで流れる曲は、作品全体のテーマに直接添いすぎてはいない方がいい。少し大人びた恋愛の歌は、キキのおかれた背伸びをしたい/しなければならない状況から、つかずはなれずの絶妙な距離感になっていると思う。

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    1. あーなるほどね
      作家みたいな見方で、視点が面白い

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